地域商業の衰退が叫ばれ、その活性化の運動が高まる現在、商業を「まちづくり」の視点から改めて問い直すものである。各章は、具体的事例に密着した調査に基づいて現況と展望を記述し、その特徴を描出している。
今後の地域活性化の動向を把握、研究するうえで、貴重なケース集・資料。
タイトル | 商業・まちづくりネットワーク |
著者名 | 石原武政/加藤 司編著 |
出版社 | ミネルヴァ書房 |
出版日 | 2005年02月20日 |
目 次 | 序 商業・まちづくりの時代 まちづくりと地域商業 1 まちづくりが示唆する地域商業の方向 2 都心における新たな商業地の生成 3 都心部におかるコミュニティ再生とまちづくり 4 地域との絆を強める地域通貨 5 一店逸品運動の推進による地域商業の活性化 6 商店街組織におけるマネジメントの役割 (まちづくりのインターフェイス) 7 まちづくりにおける都市交通の役割 8 IT産業の特質をふまえた産業集積創造計画 9 建築物の用途転用(コンバージョン)とまちづくり 10 特産品振興における地域ブランドの確立 11 エマルション型組織による商店街活性化事業の創発 12 行政が仕掛ける住民主導型まちづくり 終 商業・まちづくり論の展開に向けて |